こちら
ソール・バスの作品
今回から、季節柄な”ヴァカンス”ものをご紹介していきます。
と、いっても、こちら「悲しみよこんにちは」(58年アメリカ)は、
そんなにウキウキする作品ではありません。
”勝手にしやがれ”で有名な、ジーン・セバーグ演じるセシルは、
男やもめの父と暮らしていたが、父はプレイボーイ。
今回も新しい愛人をリビエラの別荘へ連れてくる。
やがて2人は結婚を決意しようとするが、
セシルは嫉妬にかられ、愛人にちょっとした復讐計画をする・・
「若さゆえ」という、このテーマの物語は、
ご存じのフランソワーズ・サガンが書いた原作の映画化です。

個人的なのですが、
学生時代の夏休み読書感想文の宿題で読んだ為か、
どうしてもヴァカンスモード。
しかし、実際の作品も、南フランスが舞台で、夏の別荘地、
セシルのファッション。等々・・
映像からは、やはり、ヴァカンスという言葉が当てはまります。
それから、忘れてはいけない、
ジーン・セバーグのヘアスタイル(むちゃキュート!!)は
この作品”セシル”から名付けられた、
セシルカットといいます。(超メジャーでしたね・・)
july18,2002 up

ヴァカンス特集2弾!
かなり安直ですがやっぱり、ヴァカンスといえば
この作品ですよねぇ。ぼくの伯父さんの休暇(52年フランス)
ビーチに似合わないユロ伯父さん(ジャック・タチ)が、
ヴァカンスしに行く。というお話
この映画はモノクロなのですが、
もう!カラーが想像つく!つく!、おフランスな感じ。

よく、外国の方はヴァカンスするために働いている。と、聞きますが、
そんなのを象徴するかの冒頭シーンは笑えます。
そして、ユロ伯父さんは、虫取りあみを持って現れる、この差は・・

他に、レストランでの人々の行動ひとつひとつも面白いし、
子供のシーンなどは”可愛い!”
って母性本能的なコトバが出てしまいます。
それにしても、ユロ伯父さんのあ〜あ〜・・な行動って、
子供のいたずらのまんま。な、感じがします。
ん〜、ということは、
タチ映画に女性ファンが多いのって、母性本能からくるもの??
そういうのはいいとして、絶対この時期にオススメです。
おなじみ、
このポスター。
ピエール・エテックス画
july25,2002 up

ヴァカンス特集第3弾!
こちらもほんと、何回観たかわからないくらい大好き!な
泥棒成金(54年アメリカ)です。

監督は説明不要、アルフレッド・ヒッチコック!
高級リゾート地、南仏リビエラを舞台にした、
うっとり度の高い、作品。

物語は、ヒッチコック作品でお馴染みの、
ケーリー・グラント。は、引退した怪盗だったが、
リビエラで彼の手口と同じ犯行が多発し、疑われることに・・
そこで、真の怪盗を探すことになる。というお話。

冒頭のリゾート地へ誘うポスターが
映し出される、タイトルバッグといい、
何かが起こるワクワク感は必ず思うことでしょう!
そして、グレース・ケリー
(あの、ケリーバッグと名付けられた由縁の、モナコ王妃)
の美しいことといったら!

海岸沿いの道を、猛スピードで走り抜ける
アクションシーンがあるかと思えば、
ホテルの部屋での花火シーン、
細かいシーンまでハラハラしてしまいます。
余談で、グレース・ケリーの衣装は、
イーデス・ヘッドが担当しています。
こちらも見逃せない!
august 1,2002 up

ヴァカンス特集第4弾。とりあえず、ハズせないこの作品。
真夏の夜のジャズ(59年アメリカ)です。

ジャズファンでなくとも、ファッション系の雑誌で
もかなり取り上げられているのでもはや説明不要だと思います。
ニューポート・ジャズ・フェスティバルでの公演を収録した記録映画です。
出演している一流ミュージシャンの演奏が聴けることはもちろん
(セロニアス・モンク、チコ・ハミルトンら多数!)ですが、

なんといっても、
野外での演奏で、観ている観客にもスポットが当たっていて、
このヒトたちのおしゃれなことといったら!
ヴァカンスそのままな装い、男女問わず、
ハイソな感じを受けるのですが、全然イヤミじゃない!
それどころか、行動ひとつひとつが人間くさく、
とっても面白いし、好感度高し。

特に、夕方くらいの時間帯が、
観ているこちら側にも心地よさが伝わり、最高!
クーラーばかりの部屋で過ごすのもいいけど、
たまには、同じような状況(暑い夏の部屋の、窓を開けた状態)
でこの映画を観るのも
一段と愉しめるような気がします。
august 8,2002 up

ヴァカンス特集第5弾。
個人的に、ヴァカンスのジャンルにしてしまったという、
いつも2人で(66年アメリカ)です。

ヘプバーン、ドーネンというコンビの作品は、
いつも、なんて素敵なのでしょう!

お話は、若い2人が出会い、結婚し、
やがて倦怠期になり、ふたたび愛を探しに旅に出る。
という、ロードストーリー。
人生の醍醐味のようなものを感じることが出来るでしょう。
みどころは、各シーンごとに、
現在と、過去が交差する、洗練された見せ方に、
ヘプバーンの魅力がたっぷり引き出されています。

でも、何故ヴァカンスなのかというと、
ビーチでのシーンがとっても印象的だったから。です。
今作の衣装は、マリー・クワント、
パコ・ラバンヌということもあり、
スタイリッシュなあのシーンに、
強烈に目に焼き付いてるくらい!

それから、ヘプバーンが気にしていた、
小枝のような体のライン。
ワタシは、とっても大好きなので、
ふんだんに見ることが出来、ほんと。
大好きな作品なのです。
august 15,2002 up

黄金の7人・シリーズ(65年〜イタリア)
太陽の下の18才(62年イタリア)
狂ったバカンス(62年イタリア)

今年はイタリア年だとか!で、イタリア映画のご紹介です。
やっぱり、共通して思うのは、あの陽気さ!色の加減が
イタリアという国のイメージでしょうか。
とにかく元気になれます。
右は、黄金の7人シリーズです。全部で4作品もあります!
ストーリィも、なにか抜けてる感じがたまりません。
上はカトリーヌ・スパーク主演の、
”太陽の下の18才””狂ったバカンス”
こちらも、思う存分、雰囲気にのまれてしまいましょう!
カトリーヌ・スパークのキュートさは、イタリアン・ムービー
だからこそ醸し出せるのではないでしょうか。
september6,2001up

夏に向かう時期には、
なぜかイタリアものが観たくなります。で、
「カサノヴァ’70」(65年イタリア、フランス)
(邦題「ゴールデン・ハンター」)です。

監督は、マリオ・モニチェリ。
主演は、マルチェロ・マストロヤンニ。
音楽は、アルマンド・トロヴァヨーリ。
というだけでも、ワクワクしませんか???

ストーリーは、マストロヤンニ演ずる、
アンドレアは、もともとのプレイボーイ。
しかし、いつからか、強烈な刺激、
生命にかかわる状況でなければ女性を愛せない。
という病気になってしまい、
カウンセリングの結果、女性を避けること。
と言われ、努力をするも、
身体がいうことをきかず、
次々と情事を重ねることになり・・というお話。

もう、観てるだけで、嗚呼、あ〜・・って、
他人事のように、あきれてしまう、ストーリー。
しかし、スイス、ナポリ、シチリア・・
ヨーロッパ各地を巡るところや、あか抜け仕上げ、
トロヴァヨーリのすばらしい曲が、
絶妙なタイミングで入るトコロ。
オープニングのタイトルバッグが、最高です。
じめつきそうな、この時期にはぴったり!
ビデオ販売もされています。
june20,2002 up